フルCG化したアニメ映画『ATOM』が公開されるに及んで、
手塚治虫さんの世界がもしかしたら世界中の人々から愛されるようになる日が訪れるのだろうか?どうやらアメリカでは、日本でもされていないような手塚治虫さんの漫画の配信サービスが大々的にスタートするのだとか…
手塚治虫さんの作品をアニメで知っている人はけっこう多いはず。でももしかしたら、実際に手塚治虫先生が描いた
漫画という形で接している人は、時が流れたこの日本でも少ないのではないかな。僕フランキンとしては、たぶん相当な人たちも同じ考えだと思うけど、
手塚治虫ワールドはディズニー・ワールドに匹敵する日本が誇れる作品世界だと思う。
だからこういう機会に手塚作品を愛する人たちがどんどん増えてそれがどんどん拡大して、いつしか未来には
ディズニー・ランドならぬ
テヅカオサムランド
がオープンし、アトムやレオやブラックジャックやリボンの騎士や火の鳥たちの世界観に入り込めるアトラクションや、すべてのキャラが勢ぞろいする
エレクトリカル・パレードなんかが楽しめるようになったらなんて素敵なことなんだろう!
それにしても、何十年経っても褪せることのないストーリーと永遠のキャラたち、そして世界観は本当に素晴らしい。すでにアニメ化された作品などはいろいろな機会に見ることができる今ですが、過去のアニメの映像などを見直してみると、そこにも並々ならぬ当時の創り手たちの魂を感じる。たとえば
ジャングル大帝のオープニング…
CGなどというものが影も形もなかった頃のこのオープニング映像には、何度見てもウットリと魅せられる。特に鳥の大群が太陽の光を浴びながら大空をうめつくし、自由に飛び回りながらシルエットとなり、さらにそこへ他の群れが重なり再び陽を浴びてピンク色に輝く。もうこれは極上のアートでしょう。
もちろん、今回のフルCG化した『ATOM』はハリウッドが創った作品。心の片隅には、なぜ日本の代表的な文化でもあるこの作品が日本作品ではないのか…? という割り切れない気持ちはあります。作品自体にも賛否両論はあるでしょう。手塚治虫さんの漫画配信も、どうして日本語のものはないの?(あるのかな…)なんても思うけど、でもこういう機会に海外の手塚ファンが願わくは好ましいパンデミックをしてくれて、それこそ世界中から
「Wonderful!」と、感嘆の声と拍手があがるのを期待したい。



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posted by フランキン at 18:18| 静岡 ☁|
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