ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい) 伝えたかった ありがとう 義父へ あなたに出会ってから10年弱の月日が流れました。 夫からは、子供の頃厳しく叱られてばかりで、 なかなか懐くことができなかった、厳格な父親だ。 と随分聞かされていたのですが、 あなたに会ってみた印象は、明るく.." />

2007年07月06日

伝えたかったありがとう〜義父へ

ずっと伝えたかったありがとうのコーナーに、
7月5日にゲスト出演していただいた
クラーベ・イ・ガラパゴ/Clave y Galapago
パーカッション&ヴォーカル、
Michiquitaの愛称で親しまれている
太田みちこさんでしたからいただいたメッセージです。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

伝えたかった ありがとう
義父へ

あなたに出会ってから10年弱の月日が流れました。
夫からは、子供の頃厳しく叱られてばかりで、
なかなか懐くことができなかった、厳格な父親だ。
と随分聞かされていたのですが、
あなたに会ってみた印象は、明るく、とても優しく、
笑顔が素敵な人という感じでした。

若い時の話しを少しだけ、
話してくれたことがありましたね。
ミシン屋を営む叔母夫婦の元に養子として入り、
一から自分で商売のことを勉強したこと、
若い時には本当にお金に困っていて、
昼も夜も働いたこと。
ある日、仕事から帰って来たとき、
真っ暗な家の中に幼い子供二人が
窓を開けっ放しで寝ていた姿を見た時には涙が出た....
なんてそんな話しもしてくれました。

夫は、音楽を志して上京し、親元を離れてみて、
初めてあなたの本当の優しさが分かったそうです。
アパートを一緒に探してもらった話や、
家財道具を揃えてもらった話など、
今もその頃のことを懐かしく話してくれます。
その後も実家に帰る度に仕事のことを
いつも心配してくれていたそうですね。

夫と私が一緒に実家に帰るようになってからは、
いろいろ気さくに相談に乗ってくれたり、
好きな社交ダンスのことを話してくれたり、
一生懸命お金をためて購入した自慢の車でドライブし、
お気に入りのラテン音楽を聞かせてもらったり、
本当に楽しい思い出です。

やっと肩の荷も降り、
これから自分の好きなことを楽しめるところだったのに、
ガンとの闘病生活が始まってしまって。。。
告知から一年半、あっと言う間に逝ってしまった。
これから親孝行をしようと思っていたところなのに、
大好きなラテン音楽も
夫と一緒に演奏して聴かせてあげたかったのに、
まだまだ話したいことが沢山あったのに。。。

そしてあなたは、
最後まで本当に強かった、本当に良く頑張った。
闘病生活でも、弱音など一度も吐きませんでした。
本当は凄く怖かっただろうし、
痛かっただろうに....。
もう喉も通らなくなっているであろう食事も、
まだまだ俺は大丈夫だ、と言っているかのように、
私たちの前では無理して食べてくれましたよね。
亡くなる直前まで、口が思うようにきけなくなっても、
周りの人への気遣い、優しさを忘れなかった。

私が同じ立場だったらそんな風になれるのだろうか?
あなたの戦う姿を見て、みんなへの優しさを見て、
そう思い続けていました。

亡くなってから一年が経ちましたが、
亡くなる少し前に
『早く良くなって美味しいものでも食べに行きましょうね』
と言ったらにっこり笑ってくれた顔、
今も鮮明に浮かびます。
きっとその笑顔は一生忘れないでしょう...。

本当にありがとう。


posted by フランキン at 17:42| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ずっと伝えたかったありがとう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。