2018年12月15日

一日おくれの「大恋愛」

昨日の夜に放送されたドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」の最終回の録画を、つい先ほど観ました。なんだかもう今日が終わってしまったかのような虚脱感に見舞われて、今夜の夜勤での時間が思いやられます。

思ったこと・・・

誰かと共に在るということの本当の喜びは、たぶん、お互いがしっかり向き合ってしっかり見えているということ以上に、100%叶わずとも、その人は自分と同じものを見てる、同じものを聴いている、同じことを感じている・・・というような、不確かさを伴いながらも抱く「確信」の強さに在るのかもしれない・・・若年性アルツハイマーを患っているヒロインの尚(戸田恵梨香)と、彼女を愛しむ小説家の真司(ムロツヨシ)のふたりの10年間を見つめながら思いました。

人と人との関わりについて考える時、ずっと前から、「肩を並べる」という言葉と、それが意味する風景がとても好きでした。同じものを見、聴き、感じていたという想いは、そばにその人がいなくなり互いが見えなくなっても、肩を並べているに等しく、人と人をしっかりと結びつけてくれるのではないかな。

だから、ヒロインの尚が真司の前に現れ、ふたりが結ばれていく過程の中で経てきた幾つもの「あの時」や「この時」が、病に侵されていく尚の記憶から少しずつ、でも確実に零れ落ちていく様子にふたりが気づく度、その残酷さに何度も胸がつまされました。

もうひとつ思うのは、笑顔って、すごく大切なこと、そして笑顔の人ってなんて素敵なんだろう!ということ。

避けられない悲しみの予想がいつも付きまとって拭い去れないストーリーなのだけど、でもなぜだかこのドラマには救われる気がしてきました。それは間違いなく、ヒロイン尚の笑顔と、何度も辛い場面を経験しながら、幾度も彼女の笑顔を取り戻した、尚を愛しく思う真司の醸す一生懸命さのおかげだと思うのです。このドラマの真ん中には、いつでも笑顔の尚がいて、彼女の笑顔を見るために、このドラマを毎週観ていたような気がします。

大切だな、と思うこと・・・肩を並べるということ、笑顔をなくさないということ、その為だけに日々を生きる・・・ということ。

ああ、たまらなくいい物語だったなぁ〜。年甲斐もなく、ちょっとロス気味なのだけど、でもなんだかありがとうの気持ちがいっぱいの僕なのでした。(ああ〜ヤバ・・・!)
posted by フランキン at 16:43| 静岡 ☀| Comment(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: