2013年09月14日

秋の声に包囲された夜

大室山から伊豆高原の桜並木へと抜けていく道・・・暗くなっても遠目に海を感じさせながら、くねりくねりと曲がりながら下りていく坂道の両側にはお洒落なペンションやプチホテルが立ち並んでいて、細い道ながら時折路線バスともすれ違います。車のウィンドウを下ろして台風が近づく嵐の前日の空気を誘い込みながら走っていると、湿った空気といっしょに秋の虫たちの高周波の声の重なりが入り込んできて走っても走っても何処までも付いてきます。聴こえる・・・というよりも、聴覚を刺し通すようにして侵入し脳髄に直接ふれて共振させるような防ぎようのない一種の破壊力を伴った虫たちの合唱・・・今この瞬間、秋の虫たちは我々人間よりも数の上で明らかに勝っているということに気づかされます。やはりこの時季・・・人間は秋の虫たちにより包囲されています。シェアした曲はアフガニスタンにルーツを持つアーティスト、Omar AkramSeven Secretsです。季節ごとに明かされる秘密に気づくようにしてその時々に人の置かれたありさまを思い描いてみる・・・耳を澄ませば、目を閉じ再び見開いたなら遠くを見つめてみる・・・誰にでも感じ取れる物語がそこにあります。
posted by フランキン at 19:37| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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