2013年08月09日

UNO 「そしてインカは・・・」

「世界最古の洞窟壁画〜忘れられた夢の記憶」というヴェルナー・ヘルツォーグのドキュメンタリー映画を見た時に、フランスのショーヴェ洞窟とその中に遺る3万2千年前の人類が洞窟の内壁に描いたという幾つもの絵画が醸す不思議な臨場感にのみ込まれて、心惹かれたまま数日間を過ごしたのは今年の1月のことでした。最近、雑誌「考える人」の中に、その洞窟と映画にふれて文化人類学者の今福龍太氏が書いた記事の中に、その時に僕が感じかつ僕の拙い表現では表すことなど到底叶わなかった想いと印象が見事に書き表されている文章を読んで再び無性に感動してしまったのですが、その中にあった言葉が「人類の最も古い記憶のアーカイヴ」というものでした。

なんでこんなことを書いているのかというと、昨日(8/8木)の午後のラジオ「ノアノア」に電話ゲストとして出演してくれたUNOの新しいアルバム「そしてインカは〜」が誕生する背景となった一連の出来事にも、僕は同じような感覚を覚えるからなんです。2009年、にっぽん丸での「南米と南洋の楽園クルーズ」での演奏旅行のさなかに立ち寄ったペルーのクスコの遺跡でUNOのふたりが体験した出来事とそれによって生じたイメージの連鎖と作曲衝動は、一種の古い記憶のアーカイブスを開いて再現するに等しい出来事だったのではないか?・・・秋にリリースが予定されているUNOのニューミニアルバム「そしてインカは〜」の全曲を聴いて、僕はそんな風に思うのです。今回のノアノアでは、作曲&ピアノの大平里美さんのトークを交えながら、リリース直前のこのアルバムをそっくりそのままOnAirしました。ご聴取&メッセージ、ありがとうございました!


posted by フランキン at 19:37| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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