2013年06月26日

雨粒の詠唱


雨の音が今朝はいつもと異なって聴こえました。空気の粒子に動きがないためか、雨粒は仰角90度の真っ直ぐな垂直線を描き、空中で一切の交わりを絶ちながら完全な個の滴として加速しつつ一直線に地の一点を目指して空から落ちてくる・・・家の周囲に手の平を広げるようにして待ち受ける草木の葉に、その束の間の存在の証として、ポツ・・・と、たったひとつだけ小さな破裂音を残して弾けては地に沁み込み、風景を濡らしていきます。その無数の音が重なってささやかな詠唱のように耳にとどいて聴こえてきます。今日の伊豆高原は、そんな真っすぐな意志を感じさせながらも儚げな感触を帯びた雨の一日になりそうです。午前がまもなく過ぎでいこうとするこの時間・・・曲はBrian Crainで、Rain
posted by フランキン at 11:50| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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