2013年03月08日

「彼方より」・・・佐田玲子さんとのノアノアな1時間。

アッという間の一時間に感じたノアノアでした。佐田玲子さんの新しいミニアルバム「彼方より」の曲をひとつひとつたどりながらのOnAirでしたが、全5曲のこのアルバムが感じさせてくれるのは、誰もが感じるに違いない人生の流れの途中・・・ふりかえることのできるものが幾つあるだろうか?というという感覚かもしれません。

佐田玲子さんがノアノアに!
佐田玲子さんがノアノアに!

ラストナンバーでアルバムタイトルでもある「彼方より」は、日系2世、3世の方々が入っているアメリカの老人ホームの風景から生まれた曲でした。一度も見たことのない遥かな彼方にある場所を故郷として想うということ、そういう観点から見つめる「ふるさと」というのもあるのですね。戻ることのできないところまで歩いてくるということ・・・人生というのはどの瞬間もすべてが「途中」なのだと思えば、戻れないところにまで歩いてきてふりかえる故郷というものは、人のそれまでのその歩みの確かさを感じさせてくれるひとつの「標(しるし)」のようなものかもしれません。心にふれる詩に風景を感じる、佐田玲子さんの想いがこの曲には溢れています。とても静かに・・・彼方、そして故郷を感じる歌でした。

佐田玲子 ミニアルバム「彼方より」

ちなみにこのアルバムの2曲目に収録されている「ひだまり」という曲・・・他の4曲の中ではこの曲だけが少し異色な感じがします。元々は中村ブンさんの四畳半フォークともいえる昭和の味わいがたっぷりの曲なのですが、こういう曲が、今の日本人には必要なのではないかな?・・・なんて思います。人間の・・・男の弱さを隠さない・・・ダメだとわかっていても止められない女の優しさは弱さなのか強さなのか?昭和の時代には、こんな風に人間のありさまを包み隠さずに絶妙な言葉に置き換えた曲がたくさんありました。「ふるさと」や「人生」を歌いつづけるということ・・・そこには、ただキレイに、健やかに、前向きでポジティブに・・・というだけではなく、時には恥ずかしさに身を切られるような思いをも音と詩と声によって昇華するということも意味するのだと思います。

歌って本当はそんなものなのだと思う。佐田玲子さんの歌との関わりに、僕はそんなことを思いましたた。
お聴きいただいた皆さん、番組にメッセージを寄せていただいた皆さん、ありがとうございました!

1月23日リリース 佐田玲子ミニアルバム「彼方より」
http://www.reikoland.com/discography.htm


posted by フランキン at 00:59| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲスト&アーティスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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