人の生き方って、何かのさなかにある時ではなく、もしかしたら日を経てから振り返ってみてはじめて、その意味が身に染みて分かってくる・・・ということもあるのかもしれません。芸能界の華やかな場面での彼女、恋愛や生き方についてやはり普通に悩みを抱く若い女性としての彼女、ガンを患い、それに対峙し、自身の身体を顧みるための選択の前で逡巡する彼女・・・ひとりの人の歩みとそのときどきの風景には幾つもの側面があり、そのすべてがそのひとりの人を成しています。
ご自身の体験から、どんなに辛いことがあっても、ネガティブな感情を浄化して前へと進んで行けるということを、多くの人々に伝えたい・・・という、今回の原千晶さんのお話に耳を傾けながら、この世界に生まれた人々すべてには、やはりその生に意味があるのだと改めて思いました。生まれる前から何かの役目をもって生まれてきたのか?それともこの世界に生きるようになってから役割を担うのか?・・・僕には正確なところはわかりません。
でも、自分がどんな人≠ネのか?何を果たす人≠ネのか?そういった問いかけを、絶えず自分の内に抱きながら日々をおくるということ・・・少なくともそういった思いを大切にこれからを生きる・・・ということは、誰にとっても大切なことなのだと感じました。
『心の中で咲きつづけるために この生涯をかけて種を蒔くの
どんな花が咲くか いつの日になるかは わからないけれど』
原千晶さんに電話をつないでお話いただいたのは約20分ほど・・・その間に一曲だけ音楽をかけました。生放送のOnAirをスタジオでヘッドフォン越しに聴きながら、いつもよりもさらに意味を深めてこの歌の歌詞が力を帯びて感じられました。KOKIAの歌で、「歌う人」・・・ここにシェアします。おやすみなさい。また夜が明けたら・・・。zzz
(三枝理枝子さんのお話から感じたことは、また今夜にでもこのブログに書きます)
ラベル:JAA 茶色の小瓶と碧の地球