2011年12月31日

「在る」から「いる」へと変わった植物の関わり・・・和田文緒先生がゲストの「茶色の小瓶と碧の地球」

毎月第4木曜日のノアノアの新しいコーナー
JAA日本アロマコーディネーター協会の提供でお贈りする
茶色の小瓶と碧の地球
2011年12月22日第2回のゲストは
今もっとも広く読まれているアロマセラピーの本
アロマテラピーの教科書の著者
和田文緒先生でした!

「アロマテラピーの教科書」の著者、和田文緒先生が登場!!

熱海からもうひとつ下田寄りの小さな駅、
来宮の改札に降り立った和田先生は、
ひと目お会いしただけで、
独りでどこへでも旅に出かけていきそうな粋さと、
長く植物にふれながら歩んでこられたからなのか
しなやかな雰囲気をまとっていました。

改札で待ち合わせをして、
そのまますぐに意気投合したみたいなムードのまま
熱海のエフエムスタジオへ、
打ち合わせの時も話題が次から次へとあふれてきて、
あっと言う間のOnAir時刻に・・・

アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!

さて、和田文緒先生・・・
アロマセラピーとの出会いをふり返ると、
どうやら少女だったころの記憶にまで遡るようです。

地球に生まれてきた人の中に
植物との関わりが全くない人は誰もいないと思います。
考えてみると、こうして呼吸して
酸素を取り入れて生きていられることだって、
呼吸可能なこの星の大気の生成に、
植物が一役も二役もかってくれているからにほかなりませんし、
様々に彩られたそれぞれの植物がされざれに在ることによって
目を潤すさまざまな風景を人間は楽しむことができる・・・
そして、草花や野菜や果物、穀類や豆類・・・
無数のバリェーションで、幾種類もの味覚と食感、
そして香り・・・とにかく人間が生きていくことと
植物の存在は、きってもきれないものなんですよね。

でも・・・植物に存在感を覚えて、
もっと近づこうとするかどうかはじつに人それぞれだと思います。
人が植物との関わりを意識しさらに一歩近づこうとするまでは、
その人にとって植物はじつにひっそりと生きているように感じます。


植物との関わり・・・不思議な話もいっぱい!興味深い!

和田先生の植物との出会いは
いくつかの象徴的な瞬間を経てのものでした。
ひとつはずっとずっと小さな頃・・・
家にあった青紫蘇の香りを身近に感じたことでした。
そこから植物を育てることに興味を持ち、
お小遣いは全部いつも植物を買って・・・
自分で草木を植えることに費やされたのだといいます。
(中学入学のお祝いには「ウスラウメを買って!」とお願いしたらしい)

そしてもうひとつは、中学生の頃・・・
500種類の植物採取をして名前を憶えよ!という
先生から出された宿題にまじめに応えたことが
(こんな宿題を出してくれる先生って、いいですよね〜^^)
大きなターニングポイントへとつながっていきました。

その宿題・・・はじめは嫌々やっていたのですが、
コツコツ植物の名前を憶えてくうちに、
ちょっと不思議な世界が開けてくるのでした。
ある時道を歩いていると、目に入る草や木々の名前を
すべて知っていることに気づいたという和田先生・・・
「一本ずつ存在が光って見えるように感じられて」
知ってる人に囲まれたようで少し目眩さえ感じて、
ひとつひとつの草がただ「其処に在る」から「此処に居る」という感覚に・・・
いまでも言葉で説明しきれない・・・
その瞬間自分を取りまく世界が全く違って見えはじめたのだそうです。
(思うに・・・植物との関わり方が双方向になってって感じですかね)

そしてもうひとつは、大学の頃・・・
バイオテクノロジーの研究に携わるようになり
かなり化学技術的なアプローチで植物に接っしていた頃のこと。

和田文緒先生いわく・・・植物はとても戦略的に生きている。

植物を人は管理しているつもりでいても、
(和田先生の場合、研究者として管理していたと思っていた)
じつは様々な香りや色を通じて
植物のほうが人を調整したり時には動かしたり・・・
植物への視線が再び変わってアロマセラピーに惹かれるようになり、
バイオテクノロジーで植物を変えていくことよりも、
既に完成された植物を尊重して関わることへの魅力を感じるようになり、
その後の進路を大きく変えて、
このアロマの世界に入っていった・・・のだそうです。

人間とは全くちがう世界と流れの中に在る植物・・・
それをもっと知りたい・・・という気持ちと、
植物と直に語り合うかのような関わり方が、
今の和田先生を創ってきたのかもしれませんね。

香りの世界、植物の世界、人間の感覚との関わり・・・
アロマセラピーはとても奥深く、探求心と自然を愛する心をもつ方は
ぜひふれてほしいと思うのですが、和田先生のお話を聴いていると、
アロマは単なる趣味やお洒落な流行りのようなものではなく、
この地球という星にそれぞれ別個のものとして生まれ存在同士の
ひとつの交流のカタチ
なのではないか・・・?
極端に言ってみると、命あるもの同士の類を越えた関わり方・・・
みたいなものを感じます。

ふと思ったのですが、もしかしたら植物は、
自らの不思議な世界にふれる人間(和田先生みたいな)を
ひとり見出す度に、植物にとっての味方をひとり増やすことに
成功いしているのではないか・・・そんな気もしてきました。

そして人間の方では、その交流によって、
普通では感じられなかった感性を
もっともっとアクティブにできるのかもしれない・・・
なんていう風にも思います。
アロマトリートメントの施術をする時に、
和田先生はいま、精油の知識・・・というよりも、
その素となった植物が育った風景が脳裏に浮かび、
その背景からの力のようなものが、
アロマトリートメントを施す手を通して人を癒している・・・
そう感じることが多いのだそうです。
これは一種の境地だと思いますが、
長年植物とアロマにふれてきた人が持つ自然な流れなのかもしれないですね。

和田先生のアロマクラフト・・・とっても人気だそうです。ネロリもフランキンもひとつずついただいちゃいました!

そんな和田先生・・・まだ誰も他に人の姿がなく、
植物と自分だけになれる朝の早い時間に、
ときどき伊豆の植物園を訪れることを
楽しみのひとつにしているのだそうです。
そんな和田先生とスタジオで対面しながら
僕の思いに浮かんだのは
植物版、ドリトル先生みたいな感じでした。わーい(嬉しい顔)

和田文緒先生のお話・・・とても興味深いものばかりで、
あっと言う間に時間が過ぎていきました。
とてもとても一時間では足りませんね。
和田先生にはまたぜひこの茶色の小瓶と碧の地球のスタジオに
来ていただきたいと思っています。

お贈りしたナンバーは
サーチ(調べる)
Michiko Ohta

 るんるんContigo Aprendi

サーチ(調べる)Kokia
 るんるんクリスマスの響き

サーチ(調べる)イルカ
 るんるんおはなし/ジェレミーの木~鳥の記憶

Twitterやメールを通してメッセージを届けてくれた皆さん!
たくさんの応援をありがとうございました!
JAA提供の茶色の小瓶と碧の地球・・・
2012年の放送、次回は1月26日(木)です。
次回もどうぞお楽しみに!


posted by フランキン at 14:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶色の小瓶と碧の地球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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