2009年12月02日

「アメリカを震撼させた夜」とかです。

■火星の隕石やはり生命痕、NASAが新証拠
(読売新聞 - 12月01日 11:51)
http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091201-OYT1T00396.htm?from=yoltop
(期限切れの場合は閲覧不可)

火星の隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶が最新の分析結果により生命の痕跡であった可能性が高いと判明したのだという。我々は孤独ではない・・・ということなのか。大宇宙の中でこの太陽系の地球にのみ生命が存在している、またはそうではない・・・といういずれの認識も、未だ未確定の事柄である。

火星

しかし公式には発表されていないにしても、かつて人類と地球外生命体との接近遭遇と見られる決定的な事件が複数発生しながらも、その事実はひた隠しにされたままというケースは少なくない。その多くは、厳重な機密事項として関係各国の政府により隠蔽されてきたのであるが、事件に直接関わった者たちは必ずしも科学者や政府や軍の関係者とは限らず、多くのごく一般の人々も目撃者あるいは犠牲者もしくは被害者として関係しており、その体験の特異性からしてすべての目撃者の口を完全に封じ込めることは不可能であったのだと思われる。

先ず近代において最初に取り上げるべきなのは、歴史家でもありジュール・ベルヌと並んでSFの父と云われるH・G・ウエルズが、ひとりのイギリス人男性の回顧録という形で19世紀末の1898年に発表した「宇宙戦争(The War of the Worlds)」に描かれている事件である。古典SF小説の名作として評価が今でも高いこの作品は、20世紀初頭に地球に飛来した火星人が、武力を持って侵略行為を働く様子が描かれている。歴史家としても名高いウェルズにとり「宇宙戦争」の執筆は、自身も巻き込まれた人類史上初めての地球外生命体との武力衝突についての詳細を隠蔽をしてしまうことは、相当に胸の痛むことであったがゆえの苦肉の策であったということが近年になって判明してきている。

1897年H・G・ウエルズ「宇宙戦争(The War of the Worlds)」


ウエルズの「宇宙戦争」の発刊は、同じ事件を経験した多くの英国民たちを刺激し、強引に隠されてきたこの事件についてさらに語り始める人々が相次いで現れるようになった。英国から始まったそれらの動きは決して急激ではなかったが、やがてはアメリカにも飛び火し、移民した英国人やアイルランド人たちの間でも事実と虚実が織り交ざった話が数多く語られることとなっていったのである。

その影響を受け、「火星には確かに生命と文明が存在している」ということを強く印象付けたいと考えたのが、有名なターザンの物語の生みの親でもあるアメリカの作家エドガー・ライス・バローズであり、今でも絶大なファンを持つやはり古典的な名作として評価の高いバローズ作の小説「火星のプリンセス (John Carter and A Princess of Mars)」である。1917年に発表されたこの物語はもちろんフィクションであるが、当時流行していたヒロイックファンタジーに共通した要素である剣や魔法が強調されることは少なく、ひたすら火星文明の科学力を物語のディテールとして強調してきたという特徴を持っており、ウェルズの体験とその著作である「宇宙戦争」が指し示していた「火星文明」とその脅威について、バローズが多分に関心を寄せていたということが伺われるのである。

1917年バローズ作「火星のプリンセス」のイメージ


このようにして密かに、そしてバラバラに語られた地球外生命体との遭遇についての個人的体験の数々は、19世紀末以来、英米政府の封じ込めと追求をかわす目的から、多くの場合フィクションという手法を用いて公表され、事実を巧みに織り交ぜた物語の多くはしばしばベストセラー本や芝居、今日ではドラマ・映画としても瞬く間に世界中に受け入れられていった。一端世に知らされてしまった事実の多くは、厳しく封じ込めを狙っていた英米の政府ももはや回収することは出来なかったわけであるが、当局側からすればフィクションという形で知らされたということが、逆に事実とフィクションの境を曖昧にしてしまうという好都合な風潮を作り出し、ゆえに当局がこれらの情報漏れへの対処としてとった方法が、やはりフィクションを用いるという手法であった。

それを非常に際立たせている出来事が、あのあまりに有名な後に「アメリカを震撼させた夜」と語り継がれるようになった事件である。1938年10月30日、アメリカCBSネットワークのラジオ番組「マーキュリー劇場」において、異星人が地球への攻撃を始めたという内容のラジオドラマ「火星人襲来」が放送され、それを聴いていた多数のアメリカ国民がパニックに見舞われるという事件が起きた。番組のプロデューサーはオーソン・ウェルズ。ウェルズはアメリカ人であったが、遠い血筋にあたるH・G・ウエルズの「宇宙戦争」に描かれている火星人の侵略という話が、実は事実であることを既に知っていたのである。第二次世界大戦の影が増しつつある当時のアメリカは、いつドイツとの戦争に巻き込まれるかと、戦々恐々とした空気が漂っていた。米政府は、そのような緊張した社会状況の中で、リアリティのある形でこのラジオドラマを放送すればどのような反応が望めるかを予めリサーチし、異星人からの攻撃など、かつても今もこれからも、単なる想像上のものに過ぎないという意識を刷り込み、それによって誰も真実を真実とみなす確信を持つことができないような情勢に大衆を誘導できると考えたのである。

1938年 オーソン・ウェルズによるラジオドラマ「火星人襲来」


1938年当時の米大統領はルーズベルトであるが、一種の国内諜報作戦ともいえるこの「火星人襲来ラジオドラマ作戦」を許したのは、地球外生命体の存在と人類との関わりを隠蔽する目的とともに、第一次大戦以来厭戦傾向にあった米国民に対し、脅威の存在を実感させ、戦争参戦への布石を打つには非常に効果的であるとの判断も同時にあったものと考えられる。当時ルーズベルト政権は、大統領選時の公約でもあった戦争の回避という自ら科した枷により、世界の緊迫した情勢に対応しきれていないという危機感があったようで、戦争機運を高めるためのメディアを用いたプロパガンダは珍しいものではなく、おそらくオーソン・ウェルズは、彼個人がもつ「宇宙戦争」という作品との関わりをそれとなく利用されたのであろうというのが識者たちの今日一致した見方でもある。

1938年10月31日パニックについて記者達に語るオーソン・ウェルズ


オーソン・ウェルズのプロデュースしたこのラジオドラマが、時の政府の支持と保護のもとに制作・放送されたものであることは、あれほどの騒動に至ったにも関わらず、事件の後の多数の訴訟においてすべてが無罪評決を得ていることからも窺い知得るものである。1947年には中米エクアドルにおいて同様のドラマが放送されたが、同じくパニック事件が発生し、後に怒りに駆られた暴徒たちにより制作者が殺害されるという事件まで起きている。オーソン・ウェルズのラジオドラマについて制作者の中にひとりのけが人も出ておらず、訴訟においてさえすべて無罪というのは、背後に米当局の存在を感じると語る人は少なくない。後にこの出来事は、75年の米映画「アメリカを震撼させた夜」として、再び念押しされるかのように大衆の前にリフレインすることになる。

1975年米映画「アメリカを震撼させた夜」


19世紀にH・G・ウエルズが事実上自らの体験を告白したような内容となっている「宇宙戦争」は、オーソン・ウェルズのラジオドラマによってパニックにより引き起こされた「アメリカを震撼させた夜」に留まらず、その後もこの物語をベースとしたフィクションを繰り返し制作され、事実とフィクションの境をますます曖昧にし、それによって真実と事実から大衆の目を逸らせ撹乱しようという試みに利用された。1953年には、ジョージ・パルによってこの作品が「宇宙戦争」として映画化され、SF映画の記念碑的作品として今も記憶されている。そして2005年には、スティーブン・スピルバーグ監督、そしてトム・クルーズ主演で再度映画化されたのはまだ記憶に新しいのではないだろうか。

1953年 ジョージ・パルによる「宇宙戦争」


なぜ、これほどまでに火星に存在する、あるいはしていたはずの生命から目を逸らされねばならなかったのか?19世紀末以来、既に一世紀以上が経過しているウェルズが体験した火星人侵略事件を、なぜそこまで闇に葬らなければならないのか?答えは原点でもある「宇宙戦争」の物語そのものに隠されている。地球に飛来し武力をもって侵略してきた火星人を撃退したのは人類ではなく、地球に生息している微生物の存在であった。火星人は武力によって制圧されたのではなく「検疫」という防疫概念を持たなかったゆえに、地球のウィルスや細菌、バクテリアの攻撃により全滅した。実はこの経験を基に、英政府は微生物を生物兵器として活用することについてのヒントを得、この事件後極秘裏に生物兵器の初期研究に入っていったのである。

当初は再び火星人が攻撃してきたことを想定しての研究であったが、いつしかそれは同じ人間に対して活用する兵器としての研究にも波及していった。 1914年に始まった第一次世界大戦においては、各国がしのぎを削って研究してきた新兵器がいくつも使用されることになり、その中には毒ガスなどの化学兵器も使用されたことは今や誰でも知っていることである。しかしこの時に既に、ある種の生物兵器が作られ使用されてきたことはほとんど誰も知らない事実である。

第一次世界大戦(1914-1918) 大量殺戮兵器が飛躍的に進歩


その後第二次大戦を経験した人類は、大戦終結と同時に東西冷戦の時代に突入した。しかし熾烈な冷戦のさなかでも、米ソによる共同のプロジェクトが人知れずに遂行されていたのである。1977年、人類史上はじめての火星着陸有人ロケットは「カプリコン1号」であったが、この火星着陸については当初から様々な疑問が投げかけられていた。多くは、本当に火星に着陸したのか? ということであったが、実は問題はもっと醜く、単なる科学上の偽の歴史を確立しただけに留まるものではなかった。

「カプレコン1号」は確かに火星に到達していた。それは確かである。しかしそれは、この「カプリコン1号」への疑惑を題材にして作られた映画「カプリコン1の中で描かれたようなものではなく、宇宙船のクルーも、ブルーベーカー、ウイリス、ウォーカーの3人の宇宙飛行士人ではなかった。映画では火星着陸は実は米政府のでっち上げで、それを隠蔽するために、何も知らなかった3人のクルーは命を狙われることになる。しかし実際には、「カプリコン1号」は火星に間違いなく到達していたのである。誰も知らされていない任務を帯びて・・・

1978年 米映画「カプリコン・ワン」


さて、その誰も知らない任務とはいったい何か?その解答は、19世紀にH・G・ウエルズあの「宇宙戦争」の中にある。圧倒的な科学と武力を誇ったにも関わらず、地球上の微生物によって全滅した火星人。それ以来人類によって密かに研究開発された対火星人用の生物兵器の存在。「カプリコン1号」というロケットの名前は、まさにこの生物兵器に付された名前であった。そして映画によって描かれた「カプリコン1号」は、人類の大多数に知らされないままに開発され、はじめて使用されようとする対火星人生物兵器を搭載した星間巡航ミサイルだったのである。

それに参加したのは、米英だけではなく、当時冷戦のさなかににあり、敵同士であったはずのソビエトも参加していたのである。米ソは、アポロ計画やソユーズ計画の華々しい開発競争の影に隠れこのカプリコン計画を共同で推進し、事実上の星間戦争を火星に対して仕掛けたのである。19世紀に既に効果が実証されている微生物の毒性をさらに強化し、それが着弾とともに拡散して短時間で火星の生命を絶滅に近い状態に至るまで殲滅した。

当初はこのカプリコン計画によってどれほどの戦果が上がったのかは確認できなかったが、その後、1977年にノンフィクションとして扱われたイギリスのテレビ局制作のドキュメンタリー番組によってすっぱ抜かれた、いわゆる「第三の選択」という極秘プロジェクトによって、カプリコン計画の実施が火星に対して破壊的な影響を及ぼし、この生物兵器が使用された後に火星文明は瓦解したということが明らかになった。つまり、地球人類は、火星の生命と文明を破滅に至らせるという、宇宙規模の罪に手を染めてしまったのである。

「第三の選択」77年英TV


この恐ろしいカプリコン計画が、その後どのように、また何に変様し、果たして今その研究成果が何に利用されているのかは誰も知らない。また当時の計画首謀者たちの責任が問われることはないであろう。しかしひとつのことは確かである。人類は、地球という住みなれた我が家の外に出て、どんな果実が実るのかも分からないような極めて危険な種を宇宙に撒いてしまった。人類の未来に、果たしてどんな影響があるのかは今はわからない。しかし遠い19世紀に地球の一地域を侵略した火星人の行為を人類が忘れなかったように、カプリコン計画によって遂げられた殺戮を忘れていない未知の生命体がいたとしてもそれは不思議なことではないのだ。

そしてその重大な事実を、カプリコン計画の存在を知る一部の政府関係者は我々から隠そうとしている。彼らが用いているのはこれまで同様に見え透いた方法である。日ごろ何気なく楽しんでいる小説やドラマや映画の中に、異星人や地球外生命体の存在を示唆するような表現を見ていると気づいたなら、もしかしたら何かから意図的に目を逸らされているかもしれないということに気づくべきだ。事実とフィクションの境を曖昧にし、何に対しても確信をもてないようにすること、それこそが彼らの目的なのである。

さて、ニュースにあるように、火星の隕石の中に生命の痕跡があった。もちろんそれを否定する人たちもいる。今のところ、事実が何かを確認するには、まだまだ時間がかかるだろう。しかし研究が進むにつれ、今の火星の姿には、人類も大いに関わりを持っているのだということが明かされることもあり得る。おいそれとそうはさせじとする勢力も出てくるかもしれない。しかしすべてを知ることは、この大宇宙の中で、いったい自分たちは何者なのだ・・・?・・・という基本的な問い対して真正面から向き合うことにもつながるのである。人類はそろそろそんな時期を迎えているのだ。

☆なぁんて、以上はぜぇ〜んぶ、
ツギハギだらけのおとぎ話でーーーす^^わーい(嬉しい顔)

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ラベル:宇宙戦争 火星
posted by フランキン at 11:46| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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