2009年10月21日

中古本屋にならんだ古本たちの巻き返し

BOOKOFFなどの中古本店にいくと、
100円のコーナーにいくつも見かける本というのは、
それだけたくさんの人たちに読まれた物語なんだ…
ということが分かる。

いつしか古本という呼び方が
中古本というものに置き換えられるようになった。
でもそう呼んでしまうと、
どことなく不必要にその本の価値を貶めているような気がする。

人の手が付けられた、もう定価では売れなくなった本…

でも時々そんな本たちの巻き返しがある。
そしてその度に、「中古本」と呼ばれていた「古本」たちが、
本当はもう過ぎ去って
価値が薄くなってしまったものなんかじゃなくて、
超然としてそこに「在った」ものなんだと気づかされる。

誰かが命を与えているのか…
もともと命をもっていたのか…

よく本の著者が、
本が周りを巻き込んで勝手に動いている…
というようなことを言う。そうかもしれない。

ハートスペードダイヤクラブ

ところで山崎豊子さんの本が相次いで
ドラマ化されたり映画化されたりしている。
先週はじまったばかりの「不毛地帯」もそうだし、
渡辺謙さんの主演で
今週末に映画として公開される「沈まぬ太陽」もそうだ。
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫) 不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))

安易な映像化を毅然として拒否するかのような一連の作品群は、
映像化を試みる側にもある種の覚悟を要求するものばかり。
これらの物語が、人をどのように動かして再び現れたのか…
ちょっと楽しみな気がする。


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posted by フランキン at 10:40| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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