2009年02月05日

そこにいてくれて ありがとう。

ずっと伝えたかったありがとうのTBピープルにメッセージを送ってくれた、ポポロンさんからのありがとう。
心にせまるエピソードを本当にありがとう!
思わずOn-Airしてしまったナンバーは、KOKIAの歌うでした。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

私は 子供時代の大半を 静岡の田舎町で過ごしました。

幼稚園・小学校・中学校と その地域に1つずつしか存在しないので、
選択の余地もなく当然のように 全く同じメンバーがそのまま同じ学校に入学するワケですね。

当時、その地域にいた私の同級生は70人程。
幼稚園から中学卒業までを ほぼ同じメンバーが一緒に成長していくんです。

その数少ない子供たちの中に、2人の障害児がいました。

小学校だけは 健常児たちのクラスとは別に特別学級があり、
難しい科目の授業だけは別々に受け、体育・音楽・図工・家庭科などではその二人も元のクラスに戻って
私たちと一緒に授業を受けていました。

一人は ダウン症の A君。
そして もう一人は重度の難聴の B君。

B君と私とは 母親同士が同じ職場で働く同僚だったため、
幼稚園の頃は同じ託児所に預けられて一緒にゴハンを食べ、一緒にお風呂に入り、
一緒に寝ながら母親たちの帰りを待つ仲間として過ごしました。
そして小学校時代も同じ社宅の隣の部屋に住み、一番身近な存在でした。

障害をもった同級生たちと日々接しながら成長すること。

たとえば

ダウン症のA君が学校の廊下でオシッコをもらして立ちすくんでいる・・・
指が太いから 小さな物を掴むことが苦手で いつも苦戦している・・・

そんな光景は 決して珍しくありません。

難聴のB君は 常につけている補聴器から ときどき「ピーーーーーーー」と 大きな音がする。
彼に話しかけるときは 手ぶり身ぶりを交えながら口を大きく開けてハッキリゆっくり喋る。

それを ウルサイとか大変だなんて思ったこともありません。

当たり前だったんです。

その「当たり前」のことが いつの間にか 私たちの良き経験になっていました。

中には 無抵抗のA君を「汚い」と言って暴力を振るう子もいましたけどね。
そんな場面を見てまた学ぶことも多かったように思います。

もちろん 先生たちは大変だったでしょう。

遠足では 歩くのが遅くてスグに疲れてしまうA君の手を引き、
「頑張れよ〜」って励ましながらひたすら一緒に歩き、
一度みんなに説明したことを B君の側へ寄って口元の動きを見せながら もう一度説明したり・・・

A君・B君も 私たち健常児たちの中で過ごすには さぞかし苦痛も多かっただろうと思います。

でも 私は 彼らと一緒に過ごせて 本当に良かったと思っているんです。

テストには出ないけど、成績とは関係ないけど、
大人になっても心に残る大切なことを 彼らは私たちに沢山教えてくれていたんですね。

B君を見て身近に接してきたことで 手話に興味をもつキッカケになり
外見だけでは気付かない障害があることを知りました。

A君を見て身近に接してきたことで 
その特徴を知り、理解し、同じ障害をもった人々に対しても
偏見の目を向けることなくいられる。

それは 道徳の教科書からも得られない 心の教育となりました。


いま長男ティーの通っている学校には 特別学級もなければ障害児もいません。
周囲で見掛けることも ほとんどありません。

もっと外に出てきて いろんなことを教えてほしいのに、社会がそれを拒んでしまっている。

接する機会が少なすぎて

こんなんでいいのか?

って疑問に思うと同時に 心配でもありますね。

べつに 福祉に興味を持ってほしいワケじゃなく、
ボランティア活動に参加させたいワケでもなく、

ただ
人として それで本当に成長できるのか? これからの社会は それで本当に上手くいくのか?

っていう疑問が。

もちろん、いろんな問題・課題があって難しいことではあるけど

隔離することが良いとは思えない。

少なくとも ”特別”な存在だと思いながら成長してほしくないですね・・・。

かつて「当たり前」だったこと

それが いま、成長期の子の親となってみて 今サラながら気付く 彼らの存在の有難さ。

中学卒業と同時に離れ離れになり 今頃どうしているのだろうかと ときどき思い出す彼らに・・・

一緒に過ごしてくれて ありがとう

と言いたい。ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


posted by フランキン at 20:50| 静岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ずっと伝えたかったありがとう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フランキンさん 今回もありがとうございました。

楽しみにしていたのですが、忙しさのあまり
つい忘れてしまい、放送時間あと5分くらいのところで気づいて慌てて聴き始めたのですが、既に遅し(T∇T) でした。残念デス〜

でも、フランキンさんの温かみのあるお声を初めて聴くことができて良かったです♪
これからも時間があるときは是非、ノアノアを聴いていきたいと思います。
Posted by ポポロン at 2009年02月10日 12:31
ポポロンさん!
今回もメッセージをありがとうございました。
聴いていただいた多くの方から、
感動した。という声をいただきました。

これまでいただいたものもそうでしたが、
ポポロンさんが日々の人々とのふれあいを、
とても大切にしておられるのが伝わってきます。

>これからも時間があるときは是非、ノアノアを聴いていきたいと思います。

是非是非よろしくです^^
またメッセージがありましたら、
TBピープルのほうはいつでも大歓迎ですよ!
Posted by フランキン at 2009年02月11日 10:36
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。