2013年07月06日

飛浩隆の「象られた力」そして「グラン・ヴァカンス」

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)
読みかけていた飛浩隆の中短編集「象られた力」を今朝がた読み終えました。森の中で目にする樹々の名をいつのまにか自分がすべて知っていることに突然気づいてしまったかのような、彼の小説を読む時に感じさせられるのは、自分自身の内と外の輪郭が少しずつ意味を失くしていきながら、この世界の事物・事象についての認識が拡大していくような実感です。それは物語の中を漂いながら、その世界の独自の視野と自分のリアルな視界とが重なって、ストンと腑に落ちたような通りの良さというか、無かった視力を一瞬で得たかのようでもあり、言ってみれば一種の気づき≠ェ降ってきた瞬間に出会ったような読書感覚です。
グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
飛浩隆の作品との出会いは長編「グラン・ヴァカンス」・・・訪れる人が絶えて数千年を経た仮想リゾート「数値海岸」(コスタ・デル・ヌメロ)に果てしなく続く平和な日常の中に身を置くAIたちが経験する、世界の崩壊と一夜の闘争を、瑞々しい生体感覚にあふれた表現をもって描いた物語でした。その物語が、映画でも舞台劇でもなく、ダンス作品として再現されるのだとか・・・スケジュールが合わず僕自身は行けないのですが、興味ありです。今頃はきっと開演の間近に控えた頃でしょうか・・・シェアします。
大橋可也&ダンサーズ新作公演「グラン・ヴァカンス」


posted by フランキン at 16:37| 静岡 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伊豆の泥まみれイベント「でろ祭」からのお客様!

「でろ祭」2013、ゲスト鈴木克彦さん、高野英幸さん!

7月4日(木)のノアノアの生放送にゲストとして来てくれたのは、7/28(日)に開催されるでろ祭からのお客様がおふたり。実行委員の高野英幸さんと、鈴木克彦さんでした。「でろ」・・・というのは、伊豆地方の方言で「どろ」という意味。「でろ祭」は、その泥の中に飛び込んでどっぷりと浸かりながら「泥」の温かみや優しさの感触を身体中で感じながら皆が目いっぱいの笑顔になれる健やかさとダイナミックさ自慢の伊豆の泥まみれイベントです!

伊豆の泥まみれイベント「でろ祭」2013

お話を伺いながら、人はやっぱり、大地と土と水からは絶対離れられないんだよね〜!そんな気がしてきました。28日は普段の小手先のことをぜぇ〜んぶ放り出して、伊豆のやわらかな泥に身を任せて大地の一部になってみるのはいかがでしょう?サーチ(調べる)「でろ祭」のサイトはこちら
posted by フランキン at 16:24| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ノアノアな風を受けて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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