2013年02月22日

津田令子の旅の香り 2月21日放送後記

旅の香り

1、ふだん着の伊豆

南伊豆にかぎらず、伊豆には、大通りから一歩入ると小さな路(みち)が、たくさんある。海や山、川に畑、自然の形に沿いながらテンポよく歩くのに、うってつけなのである。そういう場所には、バスや車は、あんまり入って来ないから、子どもたちも、お年寄りは犬を連れて歩いても、のんびり安心なわけだ。見知らぬ観光客とすれ違っても、自然に挨拶できるのも小さい路だから。小さい路は、いいことだらけ。
漁村も、田んぼも、花咲く丘も、小さなホテルも、別荘地も、穏やかな自然に、うまくとけ込んでいる。
色彩のことなるいくつかのグループを束ね、キラキラ輝かせている。
さらに小さな路を歩いていたら曲がり角の向こうや、坂道の奥の方に、水平線が見えてきた。

2、伊豆人の誇り

旅人は、伊豆らしいふだん着の伊豆の風景を、求めてやってくる。
なのに、伊豆の人は、よそ行きの伊豆を提供したがっている。
もったいないなと思う。
誰もよそ行きの伊豆などもとめていないなに。
どこの観光地も、何もない何もないと、あわてている。
伊豆は、何でもある。
伊豆は、あわてる必要はないはずだ。
なんてったって伊豆には、他に負けない歴史というものがある。
伊豆に暮らす人は、あわてないで、じっくり腰をすえればいいのに。
伊豆の魅力を、はきちがえたりしないでほしい。

トラベルキャスター 津田令子


posted by フランキン at 23:31| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 津田令子の「旅の香り」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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