2013年01月28日

密林の語り部

密林の語り部 (岩波文庫)

この世に生を受けてからのすべての記憶や定義を消し去って、何もかもを白紙の状態に戻してもう一度この世界を見つめることができたなら、すべてはどんな風に見えるのだろう? 最近そんなことを取りとめもなく考えることがあります。伊豆に移住してからの僕の中には、自分の五感が捉える日々の経験を形作っているすべての思い込みを初期化して、世界に流れた時間や時代に左右されない、無理なこととはいえ原型のようなものに触れてみたいというような、どこか願望じみたものがあるのです。

ペルーの作家 、マリオ・バルガス・リョサ(2010年ノーベル文学賞受賞)の小説、「密林の語り部」を昨夜読み終えて、改めてその感覚を強く覚えるとともに、現代の日本といういわゆる先進国と云われる国に住む者として、触れてみたいと思うその原型のようなものからはもはや遠く離れてしまったところに自分はいて、もしそれが出来たと思える瞬間があるとしても、それは単に独りよがりな自己満足に過ぎないのかもしれないという思いにかられ、今更ながらに今の自分の立ち位置を知らされたような気がしました。

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posted by フランキン at 03:46| 静岡 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月26日

香遊生活からのリスナープレゼントです!

茶色の小瓶と碧の地球

北海道はオホーツクに面した北見市に位置する
ハーブ農場香遊生活と熱海をつないだ生放送、
声を届けていただいたのは、舟山はるみさんでした。

北見市の今日の気温は
マイナス4度がく〜(落胆した顔)で“暖か”な方だというのだから驚きでした。
寒い時にはマイナス20度がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)を下回るのだとか・・・
さっすが北海道〜!って感じではじまった
24日の「茶色の小瓶と碧の地球」でした。

香遊生活 インナーコスメ

番組中にお知らせしたリスナープレゼント
エフエムCiao!熱海湯河原サーチ(調べる)こちらのページで確認できます。
「香遊生活」・・・北海道に行くとしたら、
ぜひ訪れたい場所のひとつになりました。
posted by フランキン at 10:50| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶色の小瓶と碧の地球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

JAA提供「茶色の小瓶と碧の地球」今回はオホーツクから「香遊生活」です!

第4木曜日は
JAA日本アロマコーディネーター協会提供でお贈りするコーナー
茶色の小瓶と碧の地球

茶色の小瓶と碧の地球

日本全国で30000人以上が活躍する
アロマコーディネーターの皆さんを結びながら、
香りと五感を通して地球全体を感じてしまおう!
というこのコーナー。
1月24日、今年はじめてのの放送は、
熱海から北海道へとつながります。

電話ゲストとして声を届けてくれるのは、
オホーツク海に面した北海道は北見市で、
無農薬・無肥料・自然栽培に取り組み、
北海道産100パーセントのオーガニックハーブ+有機野菜の生産農場、
JAAの法人会員香遊生活
を営む舟山はるみさんです!
自然たっぷり、健やかさ目いっぱいのトークをお届けします!

Healing in Okhotsk 体にやさしく、心にゆとりを。かつては世界最大のハッカ王国だった北海道オホーツクの北見市。世界遺産に登録された知床からも程近く、自然環境に大変恵まれています。清らかな水と澄んだ空気に恵まれたこの大地から、私達全てと次代の生命のために無農薬・無化学肥料による有機栽培オーガニックの本物ハーブのある暮らしをご提案します。

香遊生活は1991年より本物ハーブを作るため、
北見市柏木の自社農場で100%オーガニック「有機栽培」に取り組んできました。
本物の安心とファーストクラスのリラックスをハーブの風と共にお届けします。
ハーブのあるくらしって、どうゆう生活? ・・・・・
『香遊生活』

番組を聴いていただいたリスナーの皆さんには、「香遊生活」からのプレゼント企画もあります!

北海道コスメ協会で認定を受けている、「身体の中からキレイに」をコンセプトにした弊社のオーガニックハーブティのシリーズ、「インナーコスメ」の5種類のブレンド「Fhytox」「Rekax」「Brilliant」「Mother」「Princess」。今回は この5種類の各1gづつ5包入りの「インナーコスメコレクション」(5種類の味わいを 味わえる贅沢セットです。)を、抽選で5名の方にプレゼントさせていただきます。

香遊生活 インナーコスメ

ぴかぴか(新しい)『香遊生活』の取締企画室長 舟山はるみさんからのメッセージぴかぴか(新しい)
弊社のハーブティは、「オーガニックであること」「大地のエネルギーを感じる」「新鮮で、見た目もきれい」「飲んでいただいて クセ が無く美味しい」「安心・安全・美味しい」ハーブティです。因みに  茶葉ティスプーン1杯で 5〜6杯飲んでいただけるパワーを持っています。ティスプーン1杯は約 0.7gです。「ハーブティはクセがあるので苦手」 と仰っている方でも「ハーブティってこんなに美味しいですね!」にかわります。自信を持ってお奨めしているハーブティです。

ひらめきご応募は、おハガキかメールにて、ご住所・お名前をとともに、〈『香遊生活』インナーコスメプレゼント希望〉と書いて、2月7日(木)の締切日までにエフエム熱海湯河原お送りください!尚、プレゼントの当選は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

サーチ(調べる)番組はサイマル放送(インターネット)でも生放送されます。
サイマル放送の聴き方
サイマルラジオのサイトに行く
東海 → Ciao!熱海の放送を聴くをクリック
メディアプレーヤーが起動してお聴きいただけます。

サーチ(調べる)iPhoneユーザーは愛ポンでも聴けますよ♪ ←聴き方はこちら
お楽しみに〜るんるん次項有

ひらめきiPhoneユーザーにはこちらのアプリもお薦め

radio jp

ありがたいことに静岡の地域に、
エフエムCiao!が初めからプリセットされています。
お楽しみに〜!!
posted by フランキン at 14:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 茶色の小瓶と碧の地球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月22日

冬の蚊たちのはやり気なフライング

昨日は久しぶりに、部屋の中を蚊がひとつ飛んでいるのを見ました。蚊の姿を見たのは自宅の部屋だけではなく、夜遅く入りに行った近くのホテルの温泉の休憩室にもひとつ飛んでいて、どちらも夏の終わり頃の哀れ蚊のような弱々しさはなく、いたって元気な飛び方をしていました。

昨日はここのところ続いていた空気の冷たさが少しだけ緩んで、気温計を見た時には前夜よりも5度ほど上がって6度あたりを指していた時間もあって、なるほどこの気温の上がり方が、部屋の中の何処かで越冬中の蚊を呼び覚まし、そのうちの気が早い数匹に、春を夢見たフライングをさせたということなのかもしれません。

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posted by フランキン at 12:34| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月20日

太古の火山活動のモニュメント

伊豆は天城山の北東斜面が大規模な噴火活動に見舞われたのは、今からおよそ2700年まえのことだと聞きます。その時に地表に溢れ出てきた溶岩が盛り上がり、巨大なドームを形成したまま冷えて固まり、そのままの形で今に至るのが、この矢筈山・・・小ぶりだけれどもちょっと孤高な感じが漂う、伊豆の住み人たちからはげんこつ山として親しまれている山です。

伊東市内から荻、十足(とうたり)を通って伊豆高原へと戻るときの道すがら、必ずこの場所でこの山の風景に誘われます。この冬一番にも感じられた昨日も同じく、もう何度通ったか知れないいつもの道で、ついついやはり車を脇に寄せてしまいました。

2700年前の火山活動のモニュメント・・・げんこつ山(矢筈山) サーチ(調べる)← クリックすると大きくなります。

車内の暖められた空気から外の冷たい空気にさらされながら、切り込むように鋭い痛みにも似た感覚をしばし味わいつつ見つめた昨日のげんこつ山は、清水に光を当てた時のように透き通った大気の中で、これまで見たどの日よりもクッキリと姿を顕わにしてくれているように思えました。左右対称に近く感じられる安定感のある山の輪郭だけでなく、斜面にふりかけられた粉砂糖のような雪の白い色もしっかりと見分けられ、慣れ親しんだ人の顔の作りと本当の表情を、ある日はじめて見つめた直した時のような清々しさを感じました。

遥か昔の燃え盛る地獄の火のような噴火の激しさを、そのまま彫刻にして残してくれたようなげんこつ山の佇まいを背景に、幾世代にも渡る人々の生の営みが流れ去り今に至る・・・やはり昨日も、太古と今が混在してひとつの風景を創り上げるこの場所は、ちょっとだけ時空を超えた感覚が漂っていました。
posted by フランキン at 20:37| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Photoスケッチブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月19日

ガス燈の灯が消えていく・・・ララとリリーの物語

在りし日のララ・アンデルセン

ドイツはベルリンの街角から、ずっと灯りつづけてきたガス燈が消えてしまうらしい。夕方のニュースで触れられていました。テレビ画面の中には、古くからのドイツの街並みと仄かに暖かみを帯びたガスの火が灯る街燈のCGイメージの中に、キャスターとゲストの女優さんが立っていました。僕はこんな風なレトロな街灯を目にすると、日本語の「街燈」という言葉とともに、もうひとつカタカナの言葉が浮かんできます。「ラテルネ」(Latelne)…少年の頃に僕がはじめて知ったドイツ語の言葉です。

中学生の頃、家族が寝静まった深夜にひとり布団の中で続きを読む
posted by フランキン at 21:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

スタジオには地元熱海の小学生たちも!旅の香り2013スタート!

2013 1 17 の津田令子の旅の香り 職業体験の桃山小学校4年の工藤華ちゃん、6年の小泉結衣ちゃん!

2013年の「津田令子の旅の香り」スタート!
スタジオには職業訓練の小学生達も!
桃山小学校4年の工藤華ちゃん、6年の小泉結衣ちゃん!
posted by フランキン at 15:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 津田令子の「旅の香り」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年の「津田令子の旅の香り」今週からはじまります。

雪い覆われた六本木の風景をニュースで見ました。
この冬はじめての、ちょっと気合いの入った雪の風景でした。
北国とは異なり雪に慣れていない首都圏では、
きっとあちらこちらでスッタモンダな光景があったのでしょうね。

ネロリとフランキンが住む伊豆高原も、
少しだけ雨の中に雪の気配が混じりはしましたが、
今はそれもあがり、気温は3度くらいですが、
何となく温かくも感じられて意表を疲れるようで、
その分、夜が進んでいくにつれて
温泉に浸かりたい気分にワクワクしてきます。
全国的に今は冬なのだと、
確かめ直したような気がした今日という一日でした。

さて・・・!

旅の香り

今週の1月17日(木)のノアノアは
第3週目の木曜日・・・
トラベルキャスターの津田令子さんをお迎えしての、
津田令子の旅の香り、今年初めての生放送です。

観光地である熱海のスタジオから、
全国の観光地をつないでお贈りするこのコーナー
今週は、千葉県・・・南房総は館山へと番組は訪れます。
津田令子さんが伝えてくれる
館山の風景はこんな感じです。

千葉県館山市は、
南房総に位置していて一年中温かく比較的温暖です。

南房総・館山の海は、
三方を陸に囲まれ波静かなところから別名、
鏡ケ浦とも呼ばれています。
また、房総半島付近を黒潮が通過するため、
海水温は比較的高くサンゴ礁の北限域でもあるんです。
冬でも温暖な地域のため、四季をとおして花が咲いています。

房総半島再西南端にある
「日本の道100選」のひとつ房総フラワーラインでは、
1〜3月まで県の花の菜の花が見ごろを」迎えます。
「日本の夕日百選」のひとつ北条海岸から望む夕暮れの富士山など。
千倉の白間津(しらまず)地区のお花畑では、
ストック、ポピー、キンセンカなど
色とりどりの花が一面に広がっている。
南房総の花摘みの代表的な観光スポットになっています。


電話で声を届けてくれるのは、
休暇村館山 営業課長
渡辺康弘(わたなべ やすひろ)さんです。
熱海から南房総の館山へ!
早春の南房総の魅力についてお話いただきます。
どうぞお楽しみに〜!!

それと!

今回の生放送では、
昨年出版されて好評を得ている津田令子さんの著書、
接客革命―お客さまの感動を呼ぶたった1つの方法
を、抽選で5名のリスナーの皆さんにプレゼントいたします!
この本の中には、エフエムCiao!熱海湯河原、
そしてフランキンも登場しますよ!

posted by フランキン at 14:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 津田令子の「旅の香り」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

雪の世界・・・High Winds White Sky



小さな頃の雪の記憶・・・なぜか大人になってから経験したどの雪の日よりも、深く厚く積もっていたような感触があります。きっとそれは、自分の身体が今よりももっと小さくて、子供の視点と体感をもって取り込まれた雪の風景だからなのでしょう。

雪が降る・・・雪が積もる・・・五感という区切りでは割り切れない幾つかの感覚が閉ざされて、少しだけ世界が小さく、そして近くなったような妙な感覚・・・ありますよね。

柔らかな積雪の表面を踏み抜くようにして、たまに長靴の中に入り込んでくる雪が足にふれる度に冷たい思いをしながら、白一色に様変わりしたいつもの道を通ると、自分を取り巻いていたはずの音が雪の中へと吸い込まれて、聴こえてるのは自分の息づかいと、音もなく空から落ちてきた雪が先に積もった雪にふれてたてるサラサラという細かな音のみです。バサっ・・・ドサっ・・・という唐突な音に振り返って見上げた先には、いつもより細く黒々として見える木々の枝をぐるりと巻き込んだように取りついた雪の白が不安定なバランスを保っていることに気づいたり・・・。

何もかもがいつもと違う・・・その中心に自分がいるような、でもいつまでもそれが続くわけではなくて、明日にはもうこの光景も変わってしまうことを心の何処かで悟りながら、音も色も失せた世界を、限られた感覚の中で受け止めながら歩いていると、自分も雪に覆われて隠されていく周りの樹や石と変わらない無生の存在のひつとになったような一体感が湧き上がってきます。

小学2年の時の小さかった頃のある冬の日の朝は、確かこんな感じでした。学校に向かっていく途中、学校の方角から戻ってきた近所の上級生のお兄ちゃんたちが、「今日は学校休みになるって」・・・と、教えてくれた・・・天候で日常がすっかり変わった、はじめての経験・・・。

シェアした曲は、カナダのシンガーソングライター、Bruce Cockburnが1971年にリリースしたアルバムHigh Winds White Skyからのタイトル曲、High Winds White Sky≠ナすが、邦題は「雪の世界」というものです。あの小さな頃の雪の日の・・・そしてたぶん今でも雪が降った翌朝の白い世界にはぴったりの一曲として、僕にとっては、冬には必ずなんどか聴いてしまう曲です。動画に静止したままのジャケットの雪の風景・・・これも自分の雪の日の感触そのまんまに感じます。
posted by フランキン at 11:12| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホモ・スピリチュアリスと呼ぶ方がしっくりくる

数日前に、『世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶』というドキュメンタリー映画を見る機会(DVDでだけど)があったのだけどて、フランスのショーヴェ洞窟の中で発見された、約3万2千年も過去へと遡る太古の人類の画家たちが描いた人類最高の芸術作品を、カメラが初めて捉えて映像として見せてくれた貴重な作品でした。いろいろと考えさせられました。

無学な僕には最新の科学についてなど知らないことや分からないことばかりなのだけど、映画の中である科学者が語った言葉がやけに心に残りました。

地球上の歴史のある時期、人類の幾つかの派が生存を競った頃があり、ホモ・サピエンスが生き残った。それは賢い者≠ニいう意味があるが、私はこの呼び方があまり好きではない。ホモ・スピリチュアリスと呼ぶ方がしっくりくる
(確かこんな感じ)

確かに太古の洞窟の平面ではないデコボコとした壁面にあのように動きのある精密で生命感に富んだリアルな絵が描けたのだとすれば、現代の人間が過去の人類よりも賢い・・・などとは、自信をもって語れなくなる気がします。

世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶 [DVD]
世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶 [DVD]
posted by フランキン at 00:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あの映画見た?この本読んだ? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月07日

瞳のような湖水・・・パラレルな世界の空中庭園

伊豆の瞳の空中庭園・・・一碧湖

伊豆の瞳・・・
一碧湖(いっぺきこ)のことを最初にそう呼んだ人は、
きっと今日のような湖の表情に瞳を感じたのかもしれません。

滑らかな水のおもてが、
穏やかに晴れた空の青と雲の様子を映し出し、
じっと見つめていると、何処か空の高いところにある
空中庭園の中にいるような気がしてきます。

空間が二分されて、
何処かにあるかもしれないパラレルな世界の一部が
自分の立つこの場所と出会って混じり合うような・・・
今日の伊豆の瞳は、とても澄んで見えました。
posted by フランキン at 18:10| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Photoスケッチブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

テネシー・ワルツ



もしかしたら人類最初の音楽は、何か楽しい出来事を経験した初期の人類の誰かが、思わず発したハミングに過ぎなかったのかもしれない・・・近くにいた誰かがそれに感応して同じく音を返してみると、別々に発せられた二つの音がひとつになって響く感じがじつに愉快で気持ちが好く、人はその時々の気分や感情を音によって表しながら、自分の中に起きている経験を互いに伝え、分け合うことができるのだと気付くようになった・・・そんなことを時々考えます。いつしか人は風が吹き、海や空が鳴る音、森の中で鳴く鳥の声や、獣たちが発する独特の咆哮や金切り声、そこに音の強弱や高低の妙を感じ取り、同じようにそれを真似してみたり・・・そうやって旋律が生まれ、拍子を打つことの楽しさが見出され、やがて、この地球上の大気を震動させて伝わる、音という見えないものの存在と、それを受け止める人それぞれの中にある聴覚と心という機能・・・言い換えれば、人の外と内との連動によって生じる特異な経験が、理屈を越えて働きかけてくる経験が、やがては、音楽・・・という、人類にとってかけがえのないものへと育まれてきた・・・想像してみると、音楽にちなんで様々な物語ができあがりそうな気もしてきます。

そんな人と音と音楽との関わりを思い巡らし、人と音楽との関わりのルーツを辿ってみると、きっとショービジネスや採算、流行りなどとは無関係だった音楽の姿が必ずあるはず・・・そんな想いが湧き上がってきて、それがすごく大切で純な感覚のように、僕には思えてきます。流行りというカテゴリーから離れて既に久しく、それでも長きに渡って、時には幾つもの世代に渡ってメロディと歌詞が、そして歌声が親しまれてきた曲を耳にするような時、人と音楽の関わりの形のひとつの原型に近いものを感じることがあります。今日の場合は、Patti Pageが1950年(昭和25年)にヒットさせた、The Tennessee Waltz を聴いて改めてその感覚を味わうことになりました。

今日になって知ったのですが、アメリカのポピュラー音楽の生き証人のようなひとりの女性シンガーが、一日に亡くなっていたのですね。パティ・ペイジの歌うテネシー・ワルツ。僕が生まれるずっと前に世に流れた歌なのだけど、映画好きの僕は、これまで幾度となく様々な映像とともに流れて耳にしてきた曲であり、歌声です。シェアした動画の中で歌う年老いてもステージに立ち歌うパティと、それを受け止めるオーディエンスの表情を見ていると、本当に、音楽ってビジネスとは関係のないところで純粋に人と関わるものなのだと、つくづく感じさせられたのでした。

生涯現役の歌手として世にありつづけたPatti Page・・・ご冥福をお祈りします。
posted by フランキン at 11:05| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月04日

世界がグルグルと回って見えた日の朝と夕

今日は朝からのアクシデント・・・ようやく夜のこの時間になって少し落ち着きました。目覚めた途端に自分の身のまわりの風景がグルグルと回り始め、激しく回転する視界の中でバランスを保てなくなった僕は、真っ直ぐ歩くこともできず、車に酔ってしまったような嘔吐感にさいなまれてずっと目をあけられずに伏せって過ごしました。

2013.1.4 朝の風景

あれこれがメチャクチャな今日という日でしたが、目を瞑る直前に目にした窓からの空と海の風景は素晴らしいものでした。

2013.1.4 夕方の風景

そして夕方・・・まだふわふわとした浮遊感がとまらないのだけどふつうに戻りつつある中で、天城の山々の向こうに既に沈んで見えない太陽に照らされて紅く色づく雲の光景・・・取りあえずハッピーエンドな1日でした。手(チョキ)わーい(嬉しい顔)
posted by フランキン at 20:40| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Photoスケッチブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月01日

ポカレカレ・アナ

年末年始になんとなく口ずさんでいたのがこれ。ネロリと二人して少し前に見たある韓流ドラマの中で流れたシンプルなメロデと詩があまりに印象に残ったので調べてみると、韓国では「恋歌」(연가/ヨンガ)として広く親しまれているという曲で、どうやら朝鮮戦争の時に連合軍として戦闘に参加したニュージーランド軍の兵士達により伝えられて広がった、マオリ族の民謡を元に歌われる「ポカレカレ・アナ」(Pokarekare Ana)という曲なのだと知りました。



愛する人が戻ることを願う切ない曲なのだけど、そのメロディの広がりは、聴く人の想いの風景に海と空の広さを感じさせてくれる気がします。新しい年を迎えた伊豆の海と空の青さ、深さ、高さを感じながら、1月1日の今日、僕の中ではずっとこの曲が流れていました。

映像はHayley WestenraのPVのようですが、この映像と歌声に接しながら、もうひとつ思い出したのが、飛 浩隆の「グラン・ヴァカンス―廃園の天使」というSF小説の中の幾つかの場面です。南欧の港町を模した仮想リゾート「数値海岸(コスタ・デル・ヌメロ)」に、訪れるはずのゲストが絶えて既に1000年・・・終わることのない夏に取り残されたAIたちが経験する世界の終わりの物語。〈この本を読んだことのない人にはわかりづらい話ですね。ゴメンナサイ 汗〉

その中で、清らかな光と波に洗われる海岸で戯れる少年と少女、ジュールとジュリーが砂の中に見つけて拾い上げるのが、創造力を具現化する光を奥に秘めた、硝視体〈グラス・アイ〉と呼ばれる小さな小石です。Hayleyのこの動画、なんとなく物語の主人公の少女ジュリー・プランタンを彷彿させます。イメージが広がります。

というわけで、今年はじめてシェアするミュージックは、僕にとっては、あるドラマと小説の中の風景、そして太陽の光が注ぐニュージーランドの海辺と伊豆の海岸を重ねて感じられるPokarekare Ana≠Hayley Westenraで。醸されるこの広がりは新年にはふさわしい気がします。
posted by フランキン at 21:55| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年!!

あけましておめでとうございます!
2013年のはじめての朝の訪れを見つめることができました。
日の出とともに空が朱に染まり、
水平線には利島(としま)が浮かびあがります。
目覚めたばかりの鳥も鳴きはじめました。

2012年元旦 
サーチ(調べる)クリックすると大きくなります^^

ご縁をいただいた皆さん!
今年もどうぞよろしくお願い致します!
posted by フランキン at 07:07| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Photoスケッチブック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする