2012年07月31日

八日目の蝉たちの声は何が決めるの!?

伊豆に移転してきたのは2003年の暮れ近く・・・はじめての伊豆の夏は2004年ということになります。その年の夏は猛暑・・・それを象徴して感じさせたのが、シャッ!シャッ!シャッ!という少し重めの鳴き方が特徴のクマゼミの大群でした。神奈川にいた頃にはクマゼミは他のセミたちに比較して希少で、夏の間の早朝に何度かその声を耳にすることがあるくらいだったので、伊豆ではじめて迎えた夏のクマゼミの大発生には、少年の頃のセミ捕りでもなかなかお目にかかれなかった種のセミがこんなにわらわらシャッシャッとそこら中に現れてくれるのが面白くてワクワクしてしまったものです。

大室山ちかくの道筋にて
大室山ちかくの道筋にて

夏の風景と記憶には欠かせないセミの声ですが、続きを読む


posted by フランキン at 11:58| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Clair de Lune 〜 月の光

満月まではまだ日があるにしても、今夜の月はとても明るくて、月の光があふれた遠くに見える海の表面は、まるで固体化して月面に変わってしまったように感じさせます。同じ月の光がそこら中に降りてきて小さな石や草木にも影を付け、鋭利な影色を主体としたモノクロームができあがる・・・いつも思うのだけど、遙かな昔から地球に寄り添う月の光には、決していま以上には近づくことのないこの地に向けて、心を許して注いでくれているようで、冷めた感触の中に何か無償の愛のようなものを感じます。

月を仰ぎ見ながら古代の人たちが、そこに神を感じて物語り、詩や祈りをもって表現したのがとても自然に感じられるような今夜の伊豆高原・・・スピリチュアルな感覚というのは、文字で書かれた言葉や教えのようなものではなく、自分と自然の間に、今は何一つ隔てるものがないと実感する時にこそ、最も深く、強く、湧き上がってくるように思えます。月が注ぐ光は無理なくサラサラと自分の中に入り込んできて、僕の中の何処かと結びつく・・・その時に生まれるものが何なのかは知らないけれど、多分それを自分が持つ術をもって表現しようとした人はこれまでにも幾人もいたのだと思います。

シェアした動画は、たぶんそんな風にして生まれてきたようにも感じるドビュッシーの「月の光」・・・それをグラスハープとスティーパンの音で再現した、冨田晃によるWave Edition Musicです。とにかく映像が素晴らしい・・・じっと耳を傾けながら見ていると、今夜だけは、僕も古代に戻って天動説を信じたくなります。

(YouTubeの映像の品質をHQ、1080pにセットして、大きな画面にしてご覧になることをお薦めします。)

posted by フランキン at 03:23| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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