2012年01月21日

津田令子の旅の香り 20120119 放送後記

 「映画はタイムトッリップの道具のひとつ」

旅の香り

 小説や映画それからドラマに音楽・・・それぞれの舞台となった地を訪ねたくなることはありませんか。最初は美しく映し出された映像を見てなんて綺麗なんだろうと感動します。見るたびにその思いは強くなり「訪ねたい」という気持ちが芽生えます。やがてロケ地に立つ自分がいるのです。その土地に興味をもち実際足を運ぶということは、映画が旅の「きっかけづくり」に一役かっているということになります。

熱海の浸水講演、ムーンテラス

旅の仕事を生業としているので、たいていの場合旅はオフィシャルです。旅先での感動やその土地の魅力をどのようにお伝えしたらよいかということに重きをおいた旅ばかり。そういうことをいっさい考えずきれいな風景を見てわたしだけが感動したいという想いをいつも心にひそめています。大きな画面に映し出された綺麗な風景シーンでその想いを叶えているのかもしれません。感動を人に伝えることばかり考えているのでジワッと心の中から感動している余裕がないのです。

旅先ではいつも新しい出会いが・・・

なぜ映画の舞台を訪ねたいという思いが強いのでしょうか。それはその地を訪ねることで、その映画を観た頃の恋愛も、聴いていた音楽も、通った店も、着ていた服も、歩いた街も、お気に入りの美容室でカットしてもらった流行の髪型を風になびかせていたことも、すべてひっくるめた生き様(暮らしぶり)みたいなものが、そこ(ロケ地)を訪ねることでもう一度思い起こすことができるからだと思うのです。わたしにとって映画は、あの頃へのタイムトリップの道具のひとつになっています。

津田令子


posted by フランキン at 13:10| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 津田令子の「旅の香り」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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